ここは【めのう】の趣味と気まぐれで適当に更新される、多分この辺りじゃ一番アバウトで、いい加減なサイトです。 真面目な記事をお探しの方は、きっと他をあたった方が賢明です(笑) それでも読みたいあなたは、他のニュースページを回られた後にでもお立ち寄り下さい。

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COMMENTs
  • ご存じと思いますが、この色で茶々を入れてるのは【めのう】でヤンス・ヨハンソン(誰?)
  • メール下さっている方々、お返事出来なくてごめんなさいです、ちゃんと読んでますのでお許しください。
  • 記事の内容は全然保証ありませんので御了承下さい。
  • 大西結花嬢のブログサイト
  • 秋山先生のMacintosh Newsのお願い
  • CONTENTs
    23.June.2009
    RUMOR
    SnowLeopard:入力ソースUIのこと
    Written by MeNOU

    19日の記事のあと、もう少し詳細な情報を入手したので、引き続き入力ソースについて(^_^)

    SnowLeopardでは、US配列のキーボードで入力ソースが3つ以上ある時に、つまりこんな感じの時に、



    素早くCOMMAND+SPACEを押すと、最後に利用された2つのスクリプトが交互に切り替わる。これは今現在でも同じインターフェイスだね。

    ところが、COMMAND+SPACEの後、COMMANDキーを押したままにすると画面中央にスクリプトセレクタが表示されて、SPACEを押すごとに選択が切り替わって、COMMANDキーを離した時に最後に選んでいたスクリプトに切り替わるというインターフェイスが追加されているらしい。



    これによって、普段はあまり使わない入力ソースを選ぶ場合に、いちいちメニューバーにマウスを運ばずに済む、という訳。地味だけど、こういう細やかな使い勝手の向上が、最近のAppleのトレンドだね(^_^)
    RUMOR
    SnowLeopard:トラックパッドの手書き認識のこと
    Written by MeNOU

    もう1つ、中国語の手書き入力について。これは、日本語環境では「トラックパッドの手書き認識」と表されているんだそうだよ(^_^)

    また、この機能は、トラックパッド手書き認識に対応している言語の入力ソースに追加される形になっているそうだ。例えば、中国語の場合、簡体字と繁体字の二種類があるのだけど、それぞれの言語スクリプトにトラックパッド手書き認識の項目があるという訳。



    この名称や設定の仕方を見る限り、中国語以外の手書き入力についてのサポートも、今後可能性があるように見えるね。日本語の入力ソースにも、トラックパッド手書き認識の項目が追加される日が待ち遠しいね(笑)

    ところで、このトラックパッド手書き認識なんだけど、ちょっと独特のUIのようなので紹介しておこうね(^_^)



    まず、他の半透明UIとは異なって、VistaのAeroのように磨りガラス状になっていることと比較的濃い色であるのが分かる。これは、可視性の為であることは容易に分かるね。


    実際に文字を入力しているところはこんな感じ。


    この時、トラックパッド全域(実際には画面のパネルが横に長い為、トラックパッドの中央部分を横に長く割り当てられているみたいだね)が画面に対応した状態となっていて、トラックパッド中央で手書き入力を行うと画面右側に候補が出るので、トラックパッドの右付近で候補をタップして決定、というプロセスになる。

    決定されるか、トラックパッド左上のデリートマーク付近をタップすると入力結果が消えて次の入力が行える。あとは、多分検討がつくと思うけど、空格はスペース、換行は改行を入力する部分。

    お気づきの方もいるかも知れないけれど、トラックパッド全域を手書き入力に割り当ててしまっているということは、手書き入力中はマウスカーソルを動かすことは出来ないということなんだよね。

    実際、この時マウスカーソルは画面から消えて、トラックパッド手書き認識をオフ(SHIFT+CONTROL+SPACE)するまでマウスカーソルを動かすことは出来ない。仮にノートマシンにマウスを付けていても、同じ状態のようだ。


    よくよく考えれば当たり前なのだけど、トラックパッドで手書き入力が今まで行われなかったのは、マウスインターフェイスと相性が悪かったからなんだよね。今回のこのトラックパッド手書き認識という手法は、モード切り替えで行われるもので、実験的にも思える。(中国人でも手書き入力は補助的に使うという意味なのかも知れない。日本語でも、多分通常入力はキーボードで行って、読み方が分からない、または変換候補になかなか出ない文字の入力に使われるように思う)

    いずれにしても、モードにすることでトラックパッドで手書き入力が行える枠組み(UI)を作ったという意味では、流石のアイディアだと思う(^_^)
    RUMOR
    SnowLeopard:Safari4のプラグインのプロセス
    Written by MeNOU

    WWDCでSafari4では、クラッシュ対策としてプラグインの実行プロセスをSafariと切り離すという発表があったね。でも、Leopard上では、現在のところSafari 4を利用していてもアクティビティモニタで特別プラグインが別のプロセスで動作している様子は見られない。

    つまり、この発表はSnowLeopard上のSafari4の挙動を示していたようなので、SnowLeopardではどうなのか、情報を入手してみたよ(^_^)



    キッチリと別のプロセスで動作しているのが分かるね(笑)


    19.June.2009
    OPINION
    思い込みは危険:でもMacは宣伝されてるほどに安全 その1
    Written by MeNOU

    さて、とりあえずタイトル通り、ITmediaの記事に対する反論、ではあるんだけど、別にこの記事に限らず、随分前から一度書いておこうと思ってたんだよね(笑)


    Macの話の前に、これに限らず煽るマスコミと、それに踊らされてしまう人たちの例として、最近のインフルエンザ騒動について書いておこうね(^_^)

    皆もご存知の通り、新型インフルエンザがパンデミックレベルにまでなっている。今でこそ落ち着いてるけど新型インフルエンザ感染報道の初期の頃に、マスコミや日本国民が大騒ぎしたのはまだ覚えてる人も多いと思う。

    日本では「マスクが入手困難」な状況になって、「マスクが無いので外出出来ない」なんてTweetも随分見かけたんだけど、ちょっとなんだか間違ってる気がするんだよね(^_^;)

    インフルエンザの予防策(自衛策)として、欧米ではマスクの使用については懐疑的で、イギリスなどでは公式に「科学的な根拠が無い」とまで宣言してたりする。これは、どういうことかと言うと、マスクをすることで予防出来るケースと言うのは「満員電車でインフルエンザ感染者が自分に向かって口も抑えずにくしゃみをした場合」と言ったような、かなり限定的なケースになる訳なんだよね。

    しかも、この場合でも、そのマスクをそのあとすぐに取り替えて、手洗いもすることが前提になる。

    (インフルエンザにかかった人は、周囲にうつさない為にマスクをすること。これは絶対)


    インフルエンザの感染は、菌がついた手を目や口に運ぶことで起こる訳だから、仮にマスクをしていても、感染者があちこち触ったつり革や手すりや机や椅子、そこに接触した自分の服だとか、そういう物を触ったら手洗いしなければ、予防にはならない。

    でも、多分日本人の大半が、そこまで手洗いや外出時に手で顔を触らないと言うようなことに気をつけているとは思えない(^_^;)


    インフルエンザ危険、感染したら大変 → マスクすればオッケー


    みたいな、ものすごく単純でずさんな図式が出来てしまっている気がするんだよね。

    で、その原因を考えると、やっぱりマスメディアによる「マスク神話(笑)」なんだと思う。(あと、物事を自分でよく考えない人が多い、というのもあるんだけどね(笑))

    マスクをつけていれば、確かにしていないより安心だけど、それって防弾チョッキ着ていればもし銃で撃たれるようなことがあった時に安心、みたいな感じだと思う。

    で。

    マスクをするより先にやることがあるよね。それは、外出時には手を顔に持って行かないこと、手洗いうがいをよくすること、だね(^_^)

    人が多い街でも、身体が触れるほど混雑していないレベルならマスクは必要ないとさえ言われていて、満員電車や満員のバスなどで直接くしゃみのしぶきがかかるようなケースが無いなら、マスクの有無はほとんど関係ないと思う。

    マスコミも「マスクをしないと危険!」みたいなこと言って煽る前に、インフルエンザの感染の仕方と、予防策と言った「基礎情報」をちゃんと放送するべきだと思うんだよね。



    思い込みは危険 for 個人 → マスクをしていれば安全だと信じること

    思い込みは危険 for マスコミ → マスク装着を呼びかければ良いと思ってること

    マスクをしているだけでは、何も予防にならない。手洗いうがいを徹底することが99%以上で、更にオプションとしてマスクをするのだと言う事、だね。

    長くなっちゃったので、Macの話は次の記事に分けるね(笑)


    OPINION
    思い込みは危険:でもMacは宣伝されてるほどに安全 その2
    Written by MeNOU

    もう、なんかオチが見えちゃったかも知れないけど、一応書いておかないとね(笑)

    とりあえず、ITmediaの記事を題材にするけれど、同じような記事は沢山あるから、サンプルの1つくらいだと思って欲しいよ(^_^)

    さて、ITmediaの記事は実は比較的に中立な情報が書かれていて、記事に書かれている事象にはそれほど問題は無いと思ってるんだよ。ただ、ライターさんの「思い込み」が強くてまるで見当違いの記事になってしまっていると思う。

    記事の大半は、Macは安全じゃないぞ!と脅しつつも、結局のところ、Macでトラブルは実際ほとんどないんだよねー、と言った内容。なんかお化け屋敷みたいだ(笑)

    ところが、

    「Macの安全神話はなぜ崩れたのだろうか。何年も前には、Macを狙ったマルウェアを見つけようといった話は聞いたことがなかった。」


    多分、Don Reisingerさんは最近Macのことを知ったんだろうね(笑) こんな話は大昔からあった。古いMacユーザなら笑っちゃうくらいに、「Macの安全神話は崩れた」なんて言う記事は10年以上も定期的に書かれているし、しかも、いつも「今までは安全だったが」と、うたっている。

    更に言えば、Macのマーケットが小さいからウィルスやマルウェアが少ないと言うのも間違いで、WindowsとMacのマーケットの比率と、ウィルスやマルウェアの被害の比率は無限に近いほど差がある。日常的に、あちこちでウィルス騒ぎが報告されるWindowsに比べ、Macでウィルスの感染騒ぎを耳にすることなど、ほとんど無いのだから。仮に、マーケット比率が99:1だとしても、Windowsのウィルス被害はMacの100倍などな訳はなくて、数百万倍以上(実際に、数千万倍か数億倍か分からないので小さめに書いてみたけど)な訳なのだからね(笑)


    PC系のライターさんが、こうした記事を書くのは、アメリカ人が日本での発砲騒ぎのニュースを耳にして「日本も拳銃が無い訳じゃないし、最近は危険なんだ。だから、防弾チョッキを買った方が良い」と書いているように見えて、とても滑稽(笑)


    まぁ、それはさておき、ここでセキュリティトラブルと呼ばれる内容についてちょっと整理しよう。


    いわゆる、セキュリティに関するトラブルと言われているものは、こんな感じに分類出来る。

  • ウィルス・・・・勝手に感染して広がるプログラム。感染して広がるだけで、これと言った症状を表さないのがワーム。

  • マルウェア・・・技術的には、大多数の場合がトロイの木馬。つまり「ムービー再生用のプラグイン」とか「snowleopard.dmg」みたいにウソを語ってインストールされる悪意あるソフト。ただし、バッファオーバーフローを代表とするセキュリティホールを使ってインストールされるものもある。

  • 詐欺・・・・・・フィッシング詐欺や、「お前エロサイト見ただろ金払え」詐欺(?)など。


    このうち、ユーザがなかなか自分だけでは防衛出来ないのがウィルス。インフルエンザで言えば、満員電車で向かい側の人が直接自分の顔に向かってくしゃみとかしてしぶきが顔にかかる事態、かな(笑)

    これを防衛する為にはマスク、つまりウィルス検出ソフトが必要だね(^_^)

    マルウェアと詐欺については、最近のセキュリティ製品、特にMac向けのセキュリティ製品というのはこういう問題に対処するように作られていて、例えば「○○銀行ですが、カードの更新手続きの為に、こちらでカード番号と暗証番号を入力ください」なんてフィッシングに対して、接続先のサイトが詐欺指定されていたり、見た目と違うURLなら警告を出す、と言った機能になってるわけ。


    長くなってきたから、一度区切ってまとめるね(笑)



  • OPINION
    思い込みは危険:でもMacは宣伝されてるほどに安全 その3
    Written by MeNOU

    まず、Macは「神話」でも何でもなく、今日現在までウィルスによる被害はほとんど報告された試しが無いという実績がある。

    世界中で実際にそうなのだから、Macにウィルス検出ソフトをインストールするのは、日本で防弾チョッキを着るくらいには、活躍の場があると言う事だね(笑)

    次に、マルウェアや詐欺について。こちらは、マルウェアについてはWindowsに比べれば極端に少ないけど、数えるほど見つかった試しがある。(Windowsのマルウェアの数なんて数えられる人いるの?)

    そして、マルウェアも詐欺も、「どういう種類の詐欺やマルウェアがあるのかを知る」ことが、多分最大の防衛策になると思う。


    セキュリティソフトについても触れておくけれど、どのセキュリティの問題も、対策ソフトをインストールしたからと言って100%防衛出来る訳ではないと言うこと。セキュリティソフトを入れたからと言って、サポート外のウィルスやフィッシングサイトならスルーされてしまうし、新しいウィルスや詐欺は、それが見つかって対策プログラムが書かれて配布されてダウンロードするまでセキュリティソフトにはなんの効果もない。(過去のパターンにマッチする場合は検出出来るよ)

    だから「マスクをつければ安全」が間違っているように、「セキュリティソフトを入れておけば安心」みたいな考え方や宣伝記事は、まずやめるべきだと思う。

    セキュリティソフトのインストールを促しておけば良いと「思い込んでいる」マスメディアこそが、事態を悪い方向に手引きしている可能性も高いと言うことに気付くべき
    なんじゃないかな?


    Macも安全じゃないから気をつけろと脅すくらいなら、セキュリティソフトの宣伝をするのではなく、もっと根本的なケーススタディの報告でも書くべきだと思う。

    だから、もし、セキュリティに不安なMacユーザがいるのなら、セキュリティソフトを探す前に、Macでも起きた詐欺の手口や事例を調べてみよう(^_^)


    と言うところで、最後にAppleがシステムとして取り組んでいる部分を少しピックアップしておくね。


    Appleはバッファオーバーフローなどのセキュリティホールを悪用した攻撃などへの対策にサンドボックスという仕組みを使っている。これは、アプリケーションがメモリーやハードディスク全体にアクセス出来なくして、割り当てられた空間で動くようにする仕組み。こうすることで、セキュリティホールを利用してアプリケーションが外に働きかけるのを抑制しているんだね。

    また、システムプログラムなどを、決まった位置に配置しないようにすることで、仮に割り当て外の領域に働きかけても、地図を覚えておいて狙い撃ちするようなことが出来なくなっている。

    詐欺については、safariには詐欺サイトの警告が出るようになっているし、詐欺メールの大半は迷惑メールフィルタが取り除いてくれる。

    Appleのこうした取り組みは、今現在ウィルスが事実上存在しないと言って良いようなMacの上で、ウィルス検出機能を作り込むよりはずっと現実に則した開発は行われていると思うんだよ(^_^)


    だからと言って確実に安全という訳から、オンライン詐欺などについては、ニュース記事などを注意して見てみるようにしようね(笑)


    RUMOR
    SnowLeopardのこと
    Written by MeNOU

    さて、もっと夢のある(?)話題にしようね(笑)

    もうすぐ登場するSnow Leopardこと、MacOS X 10.6。当初はインターフェイス変更なども予想していたのだけど、Appleが$29の価格設定をしたことで、マイナーアップグレード的な位置づけで、ルック&フィールについては先送りの可能性が高くなった感じだね。ちょっと残念(^_^;)

    実際、あちこちでリークされている情報や、【めのう】が入手している情報も、改良や修正的なものが多くて、そういう意味で「面白み」は10.5や10.4の時のようにはいかないと思う。

    ただ、iPhone 3GSの最大の魅力が速度であるように、速度の改善は本当に嬉しいし、登場が待ち遠しいね(笑)


    さて。いくつかユーザインターフェイスなどの変更点について、持っている情報を掲載しておくね。


    システム環境設定:日付と時刻がロケーションマネージャ対応に

    自動的に検出にチェックを付けると、Wi-fiなどから位置を自動検出する。




    システム環境設定:キーボード・マウス・トラックパッドそれぞれ独立

    キーボード・マウス・トラックパッドが1つの設定から、10.5時代にトラックパッドが独立して、10.6では全て個別になった。


    システム環境設定:マウス

    マウス設定は、接続されているマウスを検出してそれに合わせて表示される仕組みに。


    入力切り替え

    USキーボードなどで、文字入力をCOMMAND+SPACEで切り替える際、これまで通りの動作はそのままに、COMMANDキーを離さずにいると(0.2秒程度で)ランゲージ選択が表示される。

    複数の文字入力がある場合、複数行が表示されて、COMMAND+SPACEを押すごとにカーソルが移動する。COMMANDキーを離すと消える。

    操作としてはこれまで通りなのだけど、画面に選択内容が表示されることで現在の入力モードが目で確認出来るようになった。また、慣れているユーザの素早い操作では、この表示は行われず、初心者とベテランの間を埋めてプラスα(ベテランでも確認したい場合がある)も盛り込んだ点が、味わい深い拡張だね(笑)


    他に、Finderの動作はアニメーション+フェードとなって、更にエレガントな味付けになっていたりするみたいだね(笑)

    内部的な修正は大きいらしくて、起動出来ないアプリケーションやドライバの問題もある様子。例えば、USBの外付けデバイスが接続と共にOSごとクラッシュしたりとの話も耳にしている。

    一方で、サードパーティ製のドライバなどもソフトウェアアップデートで自動的に検出するらしくて、XEROXのプリンタドライバがソフトウェアアップデートで検出された、みたいなことも聞いてるよ(^_^)


    いずれにしても、楽しみなSnow Leopard、また何か分かったら更新するね(笑) < 本当かなぁ


    18.June.2009
    TALK
    iPhone OS 3.0が配布された話
    Written by MeNOU

    iPhone OS 3.0のアップデータも無事配布されてTwitterなどではいろんな報告を見かける梅雨の1日なんだけど、Appleにとっても、まさか日本人が深夜2時までアップデータを待ち受けて一斉にダウンロードするとは思っていなかったんじゃないかな(笑)

    Apple製品のユーザにとっては、いつだってOSのアップデートは待ち遠しくてワクワクするものだけど、Windowsしか知らなかったユーザには、OSのアップデートがこんなにワクワクするものだと言うことは新鮮かも知れない(^_^)

    実際にOS 3.0を使ってみれば、例えばクリップボード(属に言うコピー&ペースト)1つの実装についても、安易な実装ではなく、よく考えられてることが分かるんじゃないかな。

    それは、文字列の範囲選択の仕方や、文字列選択後にオペレーションが自動的にポップアップする(通常、クリップボードは範囲選択後に、ユーザが自分でメニューなどから能動的に選択しなければならない)ことや、Iビーム(属に言う、テキストカーソル)移動時に、適切なオペレーション選択のポップアップが、やはり自動で出ることなどが、これまでに無かった方法で、尚かつこれまでの他の携帯端末(WindowsCEやWindowsMobile、携帯電話やPalmなど)の同じ機能よりも、明らかに少ないストロークで(自動ポップアップ)、簡単に(これも自動ポップアップ)、間違えずに(必要ない選択肢は出ない)実行出来るということ。

    回答を見ちゃえば「あぁなるほど」だけど、多分ほとんどの開発者やユーザはクリップボードについてそこまで深く考えずに「コピー&ペーストがない」と言っていただけに過ぎないと思う。

    (強いて言えば、Newtonのクリップボードは、iPhone OS 3.0を含めた現存するどのOSよりも優れた実装だったと思う。複数のクリップボードを実に簡単に、コロンブスの卵的な発想で解決してみせたものだった。)

    何か目的がある時に、現在の実装に縛られることなく、その目的を達成する為の手段をきちんと考え直すことが出来る、それがAppleが他のメーカーと違うところだと思う(^_^)

    そういう意味では、OLYMPUSが今回、良くやってくれたよね(笑)


    TALK
    OLYMPUS PEN E-P1のこと
    Written by MeNOU

    マイクロフォーサーズ規格発表以前から、例えばRICOHのGX100やGR Digitalなどの頃に、「これでレンズ交換できれば・・・」と誰もが(?)熱烈に要望していたレンズ交換コンパクトカメラ。

    マイクロフォーサーズ発表後、比較的すぐに登場したPanasonicの「何故か女性が騙されると思って、見た目一眼レフ風の大きめなマイクロフォーサーズ機」にがっかりしつつ、OLYMPUSのモックアップに期待して待った人も多かったんじゃないかな(笑)

    ついに待ちに待ったOLYMPUS PEN E-P1が登場。名前からも分かる通り、スナップ撮影のカメラというコンセプトで作られた製品だね(^_^)

    ところが、毎度のことながら、雑誌のライターが目的と手段をはき違えているようで、「本体サイズを小さくしたことでフラッシュとファインダーが犠牲になった」なんて書いているようなのでちょっとコメントしておきたいと思うよ(^_^;)


    上のアーティクルにも書いたけど、まずコンパクトカメラの目的について考えてみよう(^_^)

    OLYMPUS PENは、35mmフィルムの1コマを半分ずつ使うことで、撮影枚数を上げて、本体サイズを小さくしたハーフカメラだった。

    スナップ撮影が目的の場合を考えると、フィルムサイズを半分として使うことの画質低下よりも、本体サイズが小さくなることや、撮影枚数が多くできると言うメリットが勝ったということだね。

    (もちろん、ごく一部のスナップ愛好家にとって、ハーフカメラよりフルサイズの35mmカメラのほうが良い場合はあるだろう)

    じゃあ、フラッシュについて考えよう。もともと、スナップカメラにフラッシュが必要だったのは、フィルム感度が低かった時代に、暗い場所でも撮影出来る為だった。

    でも、今回は開発者も語っているように最高感度をISO6400にして、しかも本体内に4段にも及ぶ手ぶれ補正が入っている訳で、フラッシュの必要性は「ものすごく低い」。(夜のディズニーランドでスローシンクロ撮影したい時には必要だろうね(笑))

    ファインダと言うのは、画角(カメラに映る範囲)を確認する為に作られた機能で、現在でもデジタル一眼レフなどでは「一眼レフ」故に、ファインダーが必須となってしまっているんだよね。

    でも、フィルムの時代には、撮影出来る結果を確認する為にはミラーやペンタプリズムが必要だったけれど、CCDになった今、撮影結果の画角そのものが液晶で見えるのだから、ファインダーは不要な訳。

    液晶画面に映る被写体が、視野率100%の完璧な画角なのだからね(笑) そういう意味では、視野率がどうの、ファインダが明るい暗いと言うようなことを考えなければならない一眼レフカメラに比べて、コンパクトデジカメと言うのは、優れている部分もあるということ。

    ちなみに、仮に脇を絞めてトラディショナルな構えで撮影したい場合にファインダが必要欲しい訳だけど、その場合は液晶ビューファインダ(EVF)が好ましいよね。今回は光学ファインダと言う事で、34mmパンケーキに合わせた固定画角の物で雰囲気を楽しむと言う意味では良いけれど、RICOHのGXシリーズのようなEVFならどんなレンズでも対応出来るので、追って発売されるんじゃないかな。

    とりあえず、E-P1では、本体サイズとファインダを比較してサイズを取った訳だけど、これは上に書いた通りの理由で、「犠牲にした」と言うのとは少し違う。液晶で画角が見られるのだから、ファインダはオプションで構わないという「判断」と言って良いと思う(^_^)

    とりとめなくなりそうだから、まとめようね(笑)

    カメラの目的は、ファインダやフラッシュが付いた機械であることや、レフミラーがついてることではなくて、写真を撮影すること。だから、どんな写真を撮影したいのか、どういう用途に使うのかという想定をしたら、古いしがらみや先入観や固定観念に縛られずに、目的の為の手段を考えることが大切だと思う。そこには、ごく少数のニッチな要望(今回で言うところのフラッシュやファインダ)もあるかも知れないけど、目的がしっかりしてるなら全部入りにするより割り切った方が大多数の人にとってハッピーだと思う。

    そういう意味で、E-P1はApple製品と同じように割り切りの良い、気持ち良いカメラだと思うよ(^_^)


    26.March.2009
    RUMOR
    Snow Leopardで新しいユーザインターフェイスの噂
    Written by MeNOU

    Apple Insiderで面白い噂がアップされてるんで早速取り上げておくっゼッ!!

    どんな噂かというと、Snow Leopardで、コードネーム「マーブル」という新しいユーザインターフェイスが発表されるというモノ。

    Apple製品、とくにMacOSで何が一番熱いかと言えばやっぱりユーザインターフェイス! 億泰でなくても「あっ!こりゃたまらん!ヨダレずびっ!」となること請け合いだオレアイダ。 < 意味不明


    この件に関する詳細の前に、個人的にこの件が有力であると思う理由をあげておこう(^_^)


  • 10.6では新機能を追加しないと言うAppleの発言

    これが発表された時に、全く中身の改善だけということでは、OSのアップデートへの魅力に欠けるので、「機能は追加しないけど、アレンジはしました」という感じになるのではないかと思っていたんだよね。

    例えば、Backup(というソフトがAppleから配布されていた)のユーザインターフェイスを劇的に変更したのがTimeMachineであるみたいに、ユーザインターフェイスの変更はあり得そうな話で、しかもユーザを乗り換えさせるのには一番効果的(視覚的)だしね(笑)

    やれることが同じであっても、見栄えや使い勝手が違うということは、それだけで全く別世界が開ける可能性があることは、MacやiPodやiPhoneを見れば分かることだね。


  • WindowsなどのPCとの差別化

    近年、Windowsマシンの壁紙が顕著なように、どんどんWindowsマシンはMac化が進んできている。(いや、前から常にそうなんだけど、最近は昔よりえげつないというか)

    ソフトウェアの画面を真似し、ハードウェアの形を真似し、販売の仕方を真似し、モバイルマシンに至ってはiPhoneのパチモノと呼ばれても文句の言えないような状態。(もし、1社だけが作っていたらiPhoneのパチモノと呼ばれるのが、大手メーカーまでみんなで真似しちゃうと、そういうものか、みたいになっちゃう風潮はどうかと思うけれど)

    Webはいつの間にか、Candy(ツヤツヤしたボタンやインターフェイス)で埋め尽くされて、10年ほど前のMacが結局今の世の中のリファレンスというか、当たり前を作ってしまった感じだね。

    Vistaでは、ついにWindowsのロゴがキャンディに入ってしまったし(Vistaのロゴマークや、スタートメニューに該当するVistaのアイコン)、OS Xのトレードマークだった半透明機能も、VistaやWindows7では随分と遅ればせながら実装(Vistaは間違った実装の例だけど)した訳だしね。

    ツヤツヤや半透明を無くす、ということではなくて、MacOSのデザインが、Windowsのそれとは明確に違うことを表すために、見栄えを変更する可能性は高いと思う。


  • ハードウェアデザインとの整合性

    これが一番思っていたこと。個人ごとなんだけど、ユニボディのMacBookPro17を購入する際に、これまでと違う気分を味わおうとクリア液晶にしたんだ。

    でも、MacOSの画面デザインはもともとディスプレイの淵が白を基準にデザインされてる為、白を基調としてデザインされていて、黒い淵とのコントラスト差の為にものすごく目が疲れるんだよね(^_^;)

    初代iMac登場時から、カラフルなボディと言われるマシンはあっても、作業をするための視界(つまり正面向き)は常に白く作られていたMacが、ここに来て黒淵になったことでOSのユーザインターフェイスと整合性が取れなくなってきている。

    Windowsユーザが、どうしてハードウェアのデザインと中身のソフトのデザインがちぐはぐなことに文句を言わないのか、昔から不思議なんだけど、まぁそれは今はいいや。



    と、まぁそんないろんな理由から、ユーザインターフェイスの変更というのは大いにありそうで、しかもユーザも望むことだと思うんだ。(ま、まさか【めのう】だけ?!)

    話を戻すけど、Apple Insiderでは、次期QuickTimeの画面インターフェイスを例にして、画面は全体的に暗い色のユーザインターフェイスだと言っている。

    実際に、黒淵製品の先駆けであるiPod TouchやiPhoneでは、ホーム画面もブラックバックで、黒い半透明のインターフェイスがしっくり来ている。ハードウェアの外観だけ黒淵のトレンドを持ち込んだMacでも、ユーザインターフェイスを黒基調にした方が、「Macintosh」という1つの製品として、しっくりするものになると思うんだよね(^_^)


    Macintoshが25年ほど昔にデスクトップ製品として考案された当時、紙の書類とディスプレイを交互に眺めても違和感なく・目が疲れないように、紙と同じく白い背景をバックに黒い文字でデザインされた訳だけど(当時のDOSやUNIXは、黒バックに白文字だった)、今はほとんど画面を見て過ごす時代だから、そういう変化があっても良いのかも知れない。

    ただ、ウィンドウの中まで黒バックにするにはさまざまな問題がある訳で、Appleがその辺りをどうさばくのかが見所なんじゃないかな(^_^)


    LINK TO Apple Insider : Apple close to unveiling guarded Snow Leopard UI overhaul
  • TALK
    ウェブブラウザの速度に関する小話
    Written by MeNOU

    ちょっと一休みしよう。

    日経BPのPCオンラインで、「IE8は本当に速いか計ってみた」という記事があって、ちょっと面白かったのでメモがてら(^_^)

    先日、Microsoftが「IE 8のこと、遅い遅いって言うけどなぁ、ベンチマークではどうだか知らねーけど、実際にウェブ巡回すりゃオレが一番早ぇーんだよっ!!」と言い出して、物議をあんまりかもしてない訳だけれど。 < みんなもっとIEにも期待しようよ!

    で、一応測ってみました的な記事なのだけど、PCオンラインのサイトを何回か読み直すという、非常に現実的かつ偏った計測なのをまず前提に。

    とても面白かったのは、やはり、一番最近の自称「最速のブラウザ」を名乗るLunascape5(っていうか、どのブラウザもみんな自称最速だけど)。Geckoをレンダリングエンジンに選んだ時のSunSpiderのベンチマーク結果はダントツで、確かに早そうに見える。

    SunSpider上ではIE 8は、一世代古いIE 7や同じIE 7のレンダリングエンジンTridentを選んだLunascape5よりはぐーんと良い成績で、Safari(多分、Safari3だと思われるのだけど、詳細記述なし。さすがPCオンライン、ベンチマーク記事として素敵すぎる)よりも2割ほど遅い程度につけている。


    で、お待たせ「PCオンラインの記事を実際に読み込む速度」の計測結果は・・・なんとGeckoのLunascape5が他のブラウザの2倍から3倍遅い結果に(笑)

    Lunascape5の開発は、ベンチマーク対策に力を入れたのかな? このギャップにはいささかびっくり。得意不得意はあるのだろうけれど、ちょっとすごいなぁこれ。

    さて。我らが(?)IE 8は・・・? おぉ!!いやダメだろうこれは。とりあえず、最新のブラウザの中ではビリ。まぁ、偏ったテストなので、多少はしょうがないよね。 それに得意の第3者機関のテストでIE 8が最速だったんだよね? ね? > Microsoft

    最速を名乗るには無理があるけど、とんでもなく遅いほどでもないIE 8というところに落ち着きそう。

    なぜかLunascape5は、Tridentの設定が一番速くて、Firefox並み。(ってこれ、TridentとGeckoの計測結果が逆なのでは? いや、でもwebkitも同じようにベンチマークはそこそこ高速だけど、実測だとものすごく遅い結果になってるので、Lunascape5ってJavaScriptは高速に動作するけど、画面描画が死ぬほど遅いのかな? プログラムがTridentよりでGeckoやWebkitの最適化が出来ていないのかも知れないね。)

    ChromeがLunascape5より更に2割ほど高速で、なぜかダントツ1位は・・・・Safariだった模様。

    これはこれで謎だなぁ、手放しで喜べないと言うか(^_^;)

    Chromeより2割強速いSafari。結局のところ、使う人の普段よく行くサイト次第で体感速度も変わってくるのだろうけれど、体感速度ベースでのランキングというのがあれば、是非見てみたいものだね(^_^)


    24.March.2009
    COLUMN
    iPhone OS 3.0の可能性とストイックなAppleの話1
    Written by MeNOU

    iPhone OS 3.0についての記事を数日眺めていたのだけど、クリップボードや主にユーザインターフェイスの話題に終始しているものが多くて、APIによる将来像みたいな話を見かけなかったので書いておこう(^_^)

    その前に、iPhoneに限らずAppleの戦略を記しておこうね。


    Appleが他のメーカーと決定的に違うのは、そのストイックな戦略にあると思う。通常、メーカーは「売れているマーケット」「需要のあるマーケット」を探して、そこに求められている商品を投入する。ま、普通そうだよね(笑)

    Appleの場合、自社の規模が小さいことを創立当初から理解していて、「存在しないマーケット」をターゲットに商品を開発するのが常套だ。

    つまり、競争したら資本力のある大企業には敵わない、ということが逆に(ビジネス用語で言うところの)真の顧客へ向けた商品開発や、ブレイクスルー、イノベーションのある商品へと繋がっている。

    ただし、存在しないマーケットというのは、どれくらいの規模なのか、どれくらいの価格でどれくらいの売り上げが出るのか、などが分からない。

    とまぁ、そういうハイリスクな戦略を選ぶのが、ストイックである面の1つめ。


    もう1つは、需要のある機能や製品に対して、徹底的に慎重なスタンスを取ること。

    これは、例えばクリップボードもそうだし、iPhoneにも当初はネイティブアプリケーションを避けたこと、最近であればネットブックを作らない、なんてのもそうだね(笑)

    作れば売れる、利益が出ると分かっているような商品でも、あえてすぐに踏み込むような真似をしない。

    ここ数年のAppleは、一過性の利益よりも、長期的な観点での利益を考えているように見える。「需要のある」商品や機能というのは、メーカーにとっても長期的に影響があることを、よく理解しているように見える。


    COLUMN
    iPhone OS 3.0の可能性とストイックなAppleの話2
    Written by MeNOU

    例えば、Appleがクリップボードの実装を安易にこなしていたらどうなっていたか考えてみよう(笑)

    安直に考えると、PCでの範囲選択の延長線で、指でクリックしたところを基準にドラッグして範囲指定する、という仕組みになった筈だ。

    実際にそんなことになったら、最初のクリック位置も、最後の選択位置も、指に隠れてよく見えないから正しく選択するのは困難になってしまったと思う。

    そんな馬鹿な、と思う人もいるかも知れないけれど、WindowsCEやWindowsMobileなどの端末は、デスクトップのユーザインターフェイスをそのまま持ち込んでしまった分かりやすい悪例だし、それがiPhoneを真似したWindowsMobile 6が登場するまで10年以上も続いていたのだから、笑い事ではないね(笑) < 笑えるけど

    やる気になれば簡単に実装出来るクリップボードを、敢えてAppleが実装しなかったことには意味がある筈で、それは一度付けてしまった機能を変更するのはユーザビリティを落とすからだったり(WindowsやMS製品がバージョンアップのたびに使い方が変わってしまうように)、セキュリティや他に与える影響(クリップボードは基本機能なので、他のマルチタッチインターフェイスのジェスチャーとの兼ね合いもある)などを考えてのことだと推測できるね(^_^)

    偉そうに「早くクリップボード機能を実装しろ」と言って回る勘違いした、自称「オレAppleより賢い人」達には、そのあたりをよく考えてから発言して欲しいものだね(笑)

    それと、AppleもこれはOS 3.0の発表会の席で話していた通り、Push Notification Service(以後PNS)のような便利な新機能(モバイル端末では、やはりマルチタスクよりも良いアプローチだとAppleは考えている)が遅れた理由は、技術的な面というよりは、インフラ整備だったとのこと。

    そもそも、メールやカレンダーやアドレスなどの純正ソフトがPNSでうまく動作しているので、技術的な問題というのは考えにくい訳で、Appleの言う通り、予想される大量のトラフィック(需要が大きい機能だからこそ、トラフィックも膨大になるワケでね)や、整理されたガイドラインやAPIを準備することに時間がかかったんだろうね(^_^)

    で、そんなストイックなAppleが、OS 3.0でiPhoneの戦略を拡大したことについて、次のアーティクルに書こうと思うよ。


    COLUMN
    iPhone OS 3.0の可能性とストイックなAppleの話3
    Written by MeNOU

    さて。


    iPhone OS 3.0では、たくさんの追加APIが用意されて、そこからいろんな可能性と、Appleの拡大戦略が見えてくる。

    例えば、外部ハードウェアとのやりとりや、Bluetoothのピアツーピア接続などは、iPhone用の外付けキーボード(Bluetooth接続も出来そうだね)やゲームコントローラなどの登場を予感させるし(というか、許可さえ出れば確実に出るだろうね(笑))、アプリケーション内で課金が出来る仕組みなども、アプリケーションの多様性に貢献すると思う。

    外部アクセサリとのやりとりは、iPhoneにバーコードスキャナやプリンタとの通信も可能にするかも知れない。これは、iPhoneが業務用端末として使われる可能性にも繋がってくる。

    しかし、この「いろんなことが出来るiPhone」というのは、Appleがいつも自社製ハードウェアに対してとるイメージ戦略とは反する流れとなる。どういうことかと言うと、Appleは通常、自社ハードウェアに対して、分かりやすいイメージを持たせるために、ヴィジョンがぼやけるような多機能的な印象を持たれないように、アクセサリやソフトウェアや広告を、シンプルにするようにしているからなんだ。

    ところが、ここにきて、最近AppleはiPhoneのイメージを「多機能端末」として印象づける方針に転換したように見える。


    TVコマーシャルなどでもご存知の通り、AppleはiPhoneでさまざまなアプリケーションが動作することが、iPhoneの「売り」と判断したようで、OS 3.0の拡大戦略は、こういった戦略に沿ったものに見受けられるんだ。

    話を少し戻すね(笑)


    外部キーボードやゲームコントローラを実装する現実的な問題を考えると、バックグラウンドタスクが認められないiPhoneの場合、キーボードやゲームコントローラのドライバを常駐することは適わない、ということになると思う。

    これを解決する方法を考えると、Appleが標準的なインターフェイスガイドラインを用意して、ハードウェアメーカがそれに合わせてハードウェアを作り、どのアプリケーションからでも使えるようになる、という方法と、ハードウェアメーカが独自にAPIを用意して、アプリケーション開発者がそれに対応するというものが考えられるね。(前者であって欲しいね。ちなみに、GameSprocketはMacOS Xには統合されている)

    アプリケーション内の課金については、利用制限をまだ見ていないので何とも言えないのだけど、例えば、ゲーム内でアイテムを購入する・・なんて言うのはともかく、アプリケーション内で現実の商品の通信販売なども出来る仕組みなので、そのあたりがどのような制限になっているのかは興味深いね(笑)

    ちなみに、この課金システムは、課金APIで呼び出すことで実行出来て、支払いはiTunesストアが顧客から徴収(クレジットカードか、iTunesギフトカード)して、毎月の開発者への支払いに含める形になっていて、開発者からするとカード会社との契約も課金システムも用意せずに、自由に顧客と売買が出来るとてもありがたい仕組みだと思われる。

    実際のところ、制限が無ければオンライントレードなどによるトラブルは多発すると思われるので、アプリケーション内の情報のペイメント以外には使えないようになっているのではないかと思うけどね(笑)

    ところで、まったくの余談になるけど、少し前にウェブを賑わせた「ヘッドフォンにApple製のカスタムチップが無いと新型iPod shuffleで使えない」などは、もしかすると、APIとの兼ね合いがあるかも知れない。

    と言うのは、そのカスタムチップは簡単にコピーが作れるようなシロモノであることや、Appleもそれを認めてしまうような発言があるので、データ接続端子だけではなく、iPhoneのヘッドフォン端子に接地した際にも、アクセサリとiPhone間で、インフォメーションがやりとりされる為にチップが必要なのかも知れない。



    19.March.2009
    COLUMN
    メールのメモとMailのメモとiPhoneのメモのこと
    Written by MeNOU

    更新する勢いがあるうちに(現実逃避が出来る時に)、時事ネタに対応しておくぜっ!!


    で、えーと、先日これはcnetの記事で見かけたのだけど、「メモはメールで!?「自分宛にメール送信」8割超える」という記事。

    中身は読むまでも無いんだけど、「メモはメールで!?」なんて感嘆符つけるほどびっくりする内容ではなくて、この記事を書いたライターさんと、今更こんな統計を取っているアイシェア rTYPE リサーチという会社が「今更?!」という感じはあるよね(笑)

    で、少なくともAppleがLeopardの先行プレビューを行った2006年の8月の時点では、Appleが「ユーザは重要なメモなどを自分宛にメールするようだから、Mailにメモ機能を追加したよ」と、統計結果はもとより、それを元に機能まで作って実演しているんで、相変わらずこの業界(IT業界?)の情報格差を感じずにはいられないんだけど(笑)


    さて、iPhoneのメモ機能。


    iPhone OS X 2.0まではMacのメモと同期が取れなくて、それどころかMailアプリケーションによってIMAP上にNotesディレクトリを作成して保管されたメモは、iPhoneではメールフォルダの1つとして見えてしまう始末だった。

    つまり、iPhoneのメモと、Mailのメモはデータの保存場所なども異なる「似たような目的の違うデータ」という扱いだったんだ(^_^;)

    でも、今回、iPhone OS 3.0ではiPhoneのメモを、Mailアプリケーションのローカルメモの一種として同期させることで、MailのメモとiPhoneのメモがシームレスに同期して見えるようになっている。

    見えるだけで、実際にはMailアプリケーションのメモのうち、IMAPアカウントで書いたメモはこれまで通りメールの1種として処理されている。つまり、MobileMeなどを利用しなくても、複数台のMacで同じメモをどこからでも利用できるワケだね(^_^)

    一方で、iPhoneのメモは、iTunesやiSyncによってMailアプリケーションのローカルなメモとして同期される。

    ちょっとややこしいけど、つまり、こういうこと。

  • iPhoneユーザはMailアプリケーションでは「メールボックス:このMac内」と見えるようなローカルなメモを使えば、MacやPCとiPhoneでメモを同期して使える。

  • iPhoneを持っていないユーザは、IMAP用のアカウントを使って「メールボックス:Notes」と見えるタイプのメモを使えば、どのMacやPCからでも通常のメーラで、メモをメールファイルとしてアクセスが出来る。

    一応これで、iPhoneのメモは持ち歩けるけどPCで編集したりできない、という状況は解決されるね。良かった。


    追記

    そうそう、まだベータ版ということを前提とした話だけど、現状ではメモをMobileMeで同期する際に、勝手にMailが起動してしまうようだね。逆に言えば、現在のMobileMeSyncソフトには、メモの同期のプログラムが既に埋め込まれていた、ということになる。

    最終的には、多分もっとスマートに同期されるようになるのだろうね(笑)


  • 18.March.2009
    OPINION
    Think Clipboard
    Written by MeNOU

    iPhone OS 3.0(あれ?OS Xじゃないの?)が発表されていろいろと賑わっているみたいだね(笑)

    特に、クリップボード(カット&コピー&ペースト)については、手放しで喜ばれていたり、逆に、やっとかよ!みたいに言われているのだけど、ちょっと待ってほしいので記事を書こうと思うよ(^_^)

    最初に断っておくけど、iPhoneにクリップボード機能が付くことには賛成だし、Appleが考えたiPhone OS 3.0の文字選択インターフェイスなどは、よく考えられていて良いと思うんだ。(実際、使いやすいしね)


    ただ、安易にクリップボードに頼る前に、デヴェロッパーの方々にはよく考えて頂きたい。


    MacOSやApple製のアプリケーションを利用していると、近年クリップボードを使う機会が減っていることに気づいている方もいると思う。何故だ?

    坊やだからさ。(お約束)

    クリップボードという機能は、もともと、入力を簡単にするというよりは、専用の機能を持ったアプリケーション同士を切り替えてデータを受け渡すことが大きな目的になっているんだ。なぜかと言うと、初期のMacintoshは、DOSの世界の「1つのアプリケーションが何でもやる」ことに対して、餅は餅屋のスタイルを取っていた。(今でもそうだね)

    例えば、DOSの世界のワープロソフトは、ワープロソフトなのに絵を描く機能や表組に表計算機能まで付けられていた。これは、DOS上ではアプリケーションは1度に1つしか動作しないことと、データの互換性のような概念が無かった為。

    これに対してMacintoshのアプリケーションでは、絵を描くのはペイントソフト、文章はワープロソフト、のように出来ていて、ペイントソフトで描いた絵をワープロに貼り込むような形を取っていたんだ。

    この為、クリップボードというのは、カットやコピーされた情報の種類を保持していて、受け取る側のアプリケーションがその情報の種別を見て、貼り込めるかどうか、どう扱うかを判断していた訳だね(^_^)

    こうして、クリップボードというガイドラインがシステムから提供されたことで、アプリケーションは他のアプリケーションと汎用的にデータを相互にやりとりする環境が作られた。


    余談が長くなったね(笑)


    クリップボードというのが、そういう訳で「汎用的にデータをやりとりする」側面があるので、大変に便利に応用が効くのは間違いない。でも、ある程度目的を絞って考えた時には、クリップボードをいちいち利用するような面倒を避けることが可能な筈なんだ。


    この好例が、Mailだと思う(^_^)

    Mailでは、文章中の日付と思われる文字列や住所などを自動的に判断して、カーソルが合うと「スケジューラに追加する?」とか「アドレス帳に登録する?」というような選択を示してくれる。

    だから、ユーザは文字列をコピーして、iCalを起動して新規にイベントを作成してペースト・・・なんて手間から解放される。

    また、MacOS XのデフォルトアプリケーションやQuickLookで画像を表示すると、iPhotoに追加するボタンが表示されるので、やはり画像のファイルコピーやコピーペーストの手間が省けるように出来ている。(画像をiPhotoに追加するということは、iWorkやMailなどでコンテンツを作成する時に、その画像をメディアインスペクタから利用できるということだから、いろんな時に手間が省けることを意味する)


    そんな訳で、クリップボードが使えるようになると、開発者は安易にクリップボードに依存してしまって、より便利にするという思考が働かない可能性がある。だから、開発者の方々には、もう1度クリップボードを利用しないで済む方法を考えて欲しいんだ(^_^)


    OPINION
    Think Tab (Titlebar)
    Written by MeNOU

    どれ、MG更新ついでに、タブの話もしておこうね(^_^)

    safari 4が登場して、あちこちでサラっと「タブが上部に移動してgoogle chromeのようになった」くらいに紹介されているsafari4のタブなのだけど、Chromeとは違う意思が感じられるので、誰も書かないみたいだから書いておこう。

    そもそも、タブのインターフェイスは、Chromeが登場した時に「そうそう、これまでのタブっておかしかったよね」と思った(笑)

    と、言うのは、それまでのブラウザでは、上にURLの欄、下のコンテンツがあって、間にタブが付いていた。

    本来、ウィンドウの中身は、左側の矢印のように上の項目が下を包含しているイメージでデザインされているよね。

    これだと、タブが指しているのは下のコンテンツということになるのだけど、実際には、タブを選択すると上のURL欄も下のコンテンツに合わせて変わっていた。これでは、上下関係が矛盾してしまっているね。

    もし、URL欄が書き変わらなければ、URL欄は、下に対する指示を出す(出しっ放し)という意味で、矛盾はしない。でも、それだと今度はタブを切り替えた時にコンテンツのURLが表示される場所が無いことになってしまうね(笑)

    そこで、Chromeでは、タブを上部に持ってくることでこの矛盾を解決したワケ。

    更に、これも、以前から気になっていたことなのだけど、タブを選択すると選択されたタブのタイトルが、タイトルバーに表示される。これはいかにも冗長していて無駄だね。

    Chromeはこの問題についても、タブのタイトルはタイトルバーに冗長して表示しないようにして、その分タイトルバーを狭くすることで解決している。

    ちなみに、Chromeでは、タブの欄の空いているエリアもタイトルバー同様にウィンドウの移動の為にドラッグできるエリアとしているので、図の白いエリアがドラッグ欄だ。

    タブを沢山開いた時でも、細いタイトルバーは残るので、ウィンドウのドラッグは出来る。なかなかよく出来ているね(^_^)


    現行のChromeがWindows向けという点を考えても(Windowsのユーザインターフェイスの仕組み上、Windowsユーザの大半はウィンドウを最大化して使うことが多い)、また、仮にMac用にリリースしたとしても、一般の人がブラウザのウィンドウを沢山開くとは考えにくいので、これはこれで良い気がする。

    ところが、Appleは、このタイトルバー部分も無駄だと考えたようだね(笑)Appleは、Safari4でタブとタイトルバーを1つにしてしまった。

    タイトルバーを無くしてしまった替わりに、タブ部分をドラッグするとウィンドウ全体が移動する。タブを移動する時は、タブの右上にある部分をドラッグして行う。

    また、タブがタイトルバーの替わりを行う為、タブが常にウィンドウの横幅いっぱいになるようになっている。


    さて。


    Chromeの場合、タブを大量に開いても、必ず上の部分の決まった場所に、細いとは言えドラッグするタイトルバーが存在する。

    Safari4の場合は、タブを大量に開くとウィンドウをドラッグするつもりが、タブを閉じるボタンやタブの移動をつかんでしまうリスクがある。

    世間の大半の人がそう思っていないようだけど、Appleは本当に物事を良く考えている会社なので、Chromeよりリスクだけが多いインターフェイスにする筈はない。(よね?)

    となると、理由はなんだろう?

  • コンテンツが1つの場合でも、Chromeはタブとタイトルバー分の面積を使ってしまう。(Chromeは、コンテンツが1つでも必ずタブが表示される)
  • 大量にウィンドウを開く場合に、細いとは言え、タイトルバーの分の面積が無駄だと考えた。
  • これまでのタブの無いウィンドウと、タブのウィンドウで、タイトルの位置関係などが同じである。(変更がない)

    見えてくるのは、ブラウザという用途だけではなくて、もっと汎用的にタブのユーザインターフェイスを使った場合の利便性や共通性、普遍性といったデザインだね。


    それってつまりどういうこと? ごもっともな疑問だよね。MacOS Xの全部のウィンドウがタブになったりしたら、Safari4のタブタイトルバーはメリットがありそうだね(笑)

    3/19 追記

    なんて書いてたら、Chromeの新しいベータでは、タブが1つの時にはタイトルバー部分を消すようになったみたいだね(笑)

    Chromeは、これでタブが1つの時にはタイトルバー分の面積を稼いだけれど、タブが1つの時と、2つ以上の時でドラッグする位置が変わることになった。

    タブが増えた場合を考えると、それでもChromeのほうが使いやすい気はするけれど、タブ満載のウィンドウを使うケースと、タブが1つのウィンドウとタブが2つ以上のウィンドウが混在するケースを考えると、後者のほうが確実に多いと思われるので、AppleのアプローチはOSメーカーらしい最小公倍数なアプローチで、やっぱりよく考えられてると思う。

    Chromeの用途を考えると、正直なところタイトルバーは常に出ている方が良かったんじゃないかなと思うんだけど、もしご意見があればプリーズ照美


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